初めましての方は初めまして。佐藤と申すものです。
最終日の日付が変わったくらい(7/1 0時ごろ)に急遽作った構築ですので完成度は高くないですが、最終2桁という成績は収めることができたので読んでいってくださると幸いです。
【結果】
TN:中野五月 最高最終2001/94位
【使用構築】
【コンセプト】
最低限のサイクルができながら全員が攻め駒となりダメージレースを制する
【構築経緯】
①
前期の結果を残された方のPTを使用しまくった結果、ウツロランドレヒレの並びがどのような構築にも戦えると感じたため軸に据えた。
②
草、鋼タイプ(ナット、ゴリラ、カグヤ、ツルギなど)が軸では重かったのでそこに強く出ることができ、受け回しや壁展開などの対処し辛い相手に対しても戦えるヒードランを採用。
③
ヒードラン1体だけでは上記のポケモンの対策はまだ不完全だと感じたのでカイリューを採用。不意の超火力を押し付けたかったので余っていた珠を持たせた。
④
ポリ2やミミッキュ、ウオノラゴンがめんどくさかったので耐久に寄せた鉢巻水ウーラオスを採用。
以上の6体で構築が完成。
【個体紹介】
ランドロス@オボンの実
特性:威嚇
性格:意地っ張り
実数値:196(252)-187(36)-134(188)-×-101(4)-115(28)
技構成:地震/空を飛ぶ/岩石封じ/剣の舞
↓以下のブログの調整をお借りさせていただきました(ご本人様から了承済み)
物理に対してのクッション兼アタッカー。耐久があるのに火力もある欲張りポケモンで非常に使いやすかった。相手の物理にDMを切らせてから死に出し→剣舞→ダイウォール→ダイジェットという後発DMの動きがあまりにも強かった。また岩石封じがあることからDMを切らずとも強く扱える。構築上相手の物理を見ることができるのがこのポケモンしかいないのでほとんどの試合で投げてた気がする。マジで優秀なポケモンだったので元の記事を読んでぜひ使ってみてください。
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
特性:ミストメイカー
性格:控えめ
実数値:159(108)-×-137(12)-149(164)-151(4)-133(220)
技構成:ムーンフォース/波乗り/冷凍ビーム/トリック
↓以下のブログの調整をお借りさせていただきました(ご本人様から了承済み)
nishinakaduki.hatenablog.comびっくり奇襲枠。前期結果を残されていたウツロランドレヒレのレヒレは残飯鉄壁瞑想だったが、実際に使ってみたところ思ったより耐久がなく体力管理がシビアなポケモンで攻めを好む自分には向いていなかったためメガネ型に変更。相手が火力の無い型だと思い込んでS132以下の耐久サンダーを後投げしてくる場面が非常に多かったのでこのS振りは正解だった。
基本的には強いポケモンだったが、耐久に振っていないため本来有利であるはずのポケモン(ウオノラゴンやウーラオスなど)が少ししんどくなったり、火力もメガネがあるとは言え所詮はC種族値が95であったり、Sも中途半端であることから、奇襲するといった点以外では使いにくさも感じられた。それでも多くのイージーウィンをもたらしてくれた最高のポケモン。
ウツロイド@パワフルハープ
特性:ビーストブースト
性格:臆病
実数値:191(52)-×-68(4)-169(172)-155(28)-170(252)
技構成:メテオビーム/ヘドロウェーブ/草結び/ステルスロック
調整意図
H:16n-1
B,D:余り
C:BBでSが上がる調整
S:最速
特殊と撃ち合うアタッカー。PTでレヒレやサンダーに強く出れるのがこのポケモンしかいなかったので選出率は高め。DMをしても強いが、このポケモンの強みはお互いがDMを切り終わった後だと感じた。終盤はジバコイルこそ増えたもののナットレイが少なかったので動かしやすかった。構築にレヒレとウツロイドがいることからジバコイルはほぼ確定で来るのでレヒレやこのポケモンが有利対面を作れた際には積極的にランドロスを合わせていた。
技構成が難しく、パワージェムやアシッドボムが欲しい場面もあったが、高火力の毒技が欲しい場面やドサイドンやカバラグ、水ラオスをも役割対象にできるといったことからヘドロウェーブと草結びにした。
このポケモンを使う上で意識したことは特殊耐久を過信しすぎないことであった。そう何回もサンダーやレヒレに投げていけるポケモンでは無いので体力管理は慎重に行っていた。
ヒードラン@食べ残し
特性:貰い火
性格:穏やか
実数値:193(212)-×-127(4)-151(4)-154(108)-120(180)
技構成:マグマストーム/大地の力/挑発/守る
調整意図
H:16n+1
B,C:余り
D:11n
S:遅いミミッキュ意識(無振りサンダーと同速なのでBC振らずにS実数値1伸ばす方が絶対良かったことに今気づいた)
軸で重い草や鋼(ナットツルギカグヤゴリラ)強い枠。またクレセリアよりも速いため流行していたドヒドクレセピクシーにもドヒドのDMや尻尾トリックを気をつければ有利に立ち回れるのが偉かった。他にも終盤属していたキュウコンジバコイル、処理がめんどくさい壁構築も壁貼り要因をマグストでキャッチして守ったり挑発したりでターンを消費しながら突破するといった点が素晴らしかった。
だが、どうしてもランドロスやウーラオス、ウオノラゴンなどに無限に隙を見せてしまうので出すときはかなり選ばなければいけないポケモンだった。ただ最終日はマグマストームをいっぱい当ててくれた最高のポケモン。
カイリュー@命の珠
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
実数値:167(4)-204(252)-115-×-120-132(252)
技構成:ダブルウィング/冷凍パンチ/炎のパンチ/龍の舞
珠3Wカイリュー。ドランとこのポケモンがいることで先述した軸三匹では厳しかったポケモンの選出率は控えめだったように感じる。元々は弱点保険で使っていたが、火力が受動的なものであり相手にケアされると腐ってしまうのが弱いと感じたため能動的な珠を持たせた。この構築は相手の初手サンダーを非常に誘うので、サンダーノラゴンなどに対しては対面龍舞して相手の構築を崩壊させるという試合も少なくなかった。また相手が先にDMを切ってくれてSが上がっていなければ龍舞→ダイウォール→全抜きみたいな動きが強力。他にはランドロスの剣舞に合わせて後投げしてダイアイスでワンパンといった動きが最高。
技構成に関してはタイプ一致でデメリットの無いダブルウィング、ランドカイリューサンダーに打ちたい冷凍パンチ、最強の積み技の龍の舞は確定で、今回はナットカグヤツルギを意識して炎のパンチにしたがあまり活きる場面がなかったり裏のレヒレ水ラオスと相性が良くなかった。ジバコウツロドヒドドラン辺りに撃てる地震の方が良かったかもしれない。
マルチスケイルがあることで耐久があると勘違いしてしまうが意外にも脆いポケモンであるので安易な技選択が命取りになることも多かった。それでも使い慣れれば最強のポケモンであった。
ウーラオス(連撃の型)@拘り鉢巻
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
実数値:201(204)-189(172)-121(4)-×-81(4)-133(124)
技構成:水流連打/インファイト/雷パンチ/冷凍パンチ
↓以下のブログの調整をお借りさせていただきました(ご本人様から了承済み)
耐久に寄せることでサイクル性能が上昇し、構築上しんどいウオノラゴンやミミッキュにも強いのが良かった。また終盤増加したキュウコンのムーンフォースも基本的には耐えるので水流連打でワンパンできる。霰ダメで落ちた場合は相手の壁がない状態で戦え、壁を貼ってきた場合は水流連打で無視できるので相手目線は分かっていないがこちら目線では有利対面といった認識のズレを活かした調整であるので多くの勝ち筋を生み出した。耐久に振っている都合上、ミミッキュや最速ランドなどより遅いといった点は弱みであるものの現環境の個体数を考えると耐久振りで良かった場面が多かった。とにかく強かったので元の記事を読んで使ってみることをオススメします。
【選出】
( or oror )
ウツロランド@1(基本的にウツロランドは後投げからで動かせるので初手に@1にあたるポケモンを置いて相手を崩すということを考えていた)
【重いポケモン】
ウツロイド:お互いにDMが終わった後なら止められません。
カプレヒレ:ウツロイドしか有利そうなのはいない。カイリューランドを先に展開して頑張る
ウオノラゴン:レヒレと水ラオスとカイリューしか有利でない上に後出し回数も限られているので相手が上手いと厳しい。ウオノラゴン対面を上記の3匹のどれかで作り、先に相手のサイクルを崩すことを意識する。
他にもいっぱいいたし構築としてはなかなかヤバイ。
【最後に】
史上稀に見るデフレシーズンで全然レートも上がらなく、最終日明け方(7/1AM3:00ごろ)には4桁に転落して諦めかけていましたがこの一言によって息を吹き返しました。
最終2桁という結果は素直に嬉しいですが、いつもチキって2桁ギリギリのところで保存してしまっているので次回からは最終2桁前半を目標に潜りたいと思います。
来期は月末にテストが重なってるからやんないかな〜、と言いつつ絶対にやっている未来が見えるので頑張ります。アーケオスは絶対に使いません。
【Special Thanks】
・最終日10時間くらい通話して潜る勇気をくれたげろりん
・僕にやる気を与えてくれたアーケオス大好きな五ガイ窓のみんな
・通話してくださった方々
・記事の掲載を快く受け入れてくださったうわっきーさん、ふとんさん、西中
・応援してくださった方々
・ここまで読んでくださった方々
稚拙な文章でしたが、最後まで閲覧してくださりありがとうございました。
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