初めましての方は初めまして。佐藤と申す者です。
今回はランクマッチをする上で大きな目標としていたレート2100を達成することができたので記事に残そうと思います。構築自体は最終日早朝4時に急遽作ったモノなので欠陥多めです。
【結果】
TN:さとぅー 最高最終2106/84位
TN:中野三玖→つばくろう 最高2000 最終4桁
【使用構築】
【構築経緯】
0.
早朝4時までネット+ザシアンや黒バドを使い回していたが全く勝てなかった。そのため急遽構築をイチから作成することに。
1.
それまでのマッチングを遡ると禁伝枠がザシアンか黒バドの構築が体感多かったので特に黒バドに強いイベルタルを使用。スカーフを持たせイカサマを搭載することでザシアンの後出しも許さない。
2.
スカーフイベルだけではザシアンに勝てないので、以前使っていた構築でザシアンに強く、使いやすかったゴツメカバルドンと砂かきウオノラゴンを採用。これを基本選出に据える。
3.
各伝説の対策枠を考える。この時、露骨なメタを張るのではなく(例:オーガ→トドンやゲロゲ)なるべく汎用性は損なわずに少し曖昧なメタくらいが個人的にはちょうど良い。まずはゼルネアスやオーガに対して抗えるヨプナットレイを採用。
4.
次はムゲンダイナやゼルネアス+ウルガモスに抗えそうなヘドロヤドキングを採用。
5.
最後に、終盤にかけて増えたマンムーやモロバレル、さらにはヒヒダルマにも強い眠カゴヒートロトムを採用。
以上の6匹で構築が完成。見た目は40点。
【個体解説】
イベルタル@拘りスカーフ
特性:ダークオーラ
性格:臆病
実数値:201-135-115-183(252)-119(4)-166(252)
禁伝枠。個人的に対策が難しいと感じている黒バドレックスに強いのがウリ。基本的には初手に出して様子を見て、上から殴るか蜻蛉で逃げるかを選択。速い怯み技持ちってことだけで強かった。結構強引に怯みで突破を狙うこともしばしば。
イカサマはザシアンの後投げにぶつけることで相手の個体によっては半分はいるので、そのまま上から倒すことができるため強力だった。また構築で初手に誘いやすいヒヒダルマをイカサマで処することも。ただたまに鉢巻ゴリラのグラスラ耐えまで耐久に回している人がいるので気をつけなければいけなかった。
スカーフが活きる場面が想定より少なかったのでチョッキで良かったのかもしれない。ただ蜻蛉返りはめちゃめちゃ偉く、相手のバンギ後投げに対して合わせてノラゴン降臨という動きができる。ノラゴンとの縦の相性は良かったように感じる。
ヒートロトム@カゴのみ
特性:浮遊
性格:図太い
実数値:157(252)-×-143(20)-136(84)-144(132)-109(20)
技構成:オーバーヒート/10万ボルト/悪巧み/眠る
調整意図(急遽だったので前期使ってた個体をそのまま採用した)
B.D:DL調整
もう少し時間があればもっといい調整を考えることができていたと思う。特にSラインは諸説。ただ偶然の産物としてDL調整が活きる試合が2試合ほどあった。上でも述べたように、この構築でキツいマンムーに強いのが偉い。またイベルタルが誘うレヒレやキッスなどにも有利なのも良い。
イベルが出しにくいようなザシアン軸に対しても代わりに出していける。最終戦(2100チャレ)でも獅子奮迅の働きだった。今回で言うとヒートロトムのように、終盤になって急に増加したポケモンたちに強いポケモンを構築に落とし込めていると勝てるということがわかった。
ナットレイ@ヨプの実
特性:鉄の棘
性格:勇敢
実数値:181(252)-160(252)-151-×-137(4)-22
技構成:ジャイロボール/パワーウィップ/ステルスロック/やどりぎのタネ
ゼルネやオーガ入りに投げる。とは言ってもゼルネに関してはムンフォ+↑2気合玉をヨプ込みでは耐えることができなかったり、オーガは終盤メガネが多かったので後出しはほぼ不可能であった。そのため先発に合わせたり、後発で最後の〆として体力を管理する必要があった。
技構成に関してはパワーウィップが全く読まれなかったため、レヒレや水ラオス、グラードンなどの後出しを咎めることができた。ステロに関してはほぼ打たなかったので叩き落とすとか大爆発とかで良かったかもしれない。基本選出がレヒレ重すぎなのでいかにしてこのポケモンで誤魔化すかが重要であった。
ウオノラゴン@命の珠
特性:砂かき
性格:陽気
実数値:165-142(252)-121(4)-×-100-139(252)
技構成:エラがみ/†流星群†/けたぐり/身代わり
本構築のエース。基本的にはカバルドンとセットで出し、上からの制圧を狙う。
陽気である理由は、後述するカバが相手のノラゴンとの対面ができてしまった時に受け出して上から切り返すため。基本的に砂かきノラゴンはSが過剰になるため意地っ張り個体が多かったので大正解。火力に関してもゴツメダメ2回+エラがみでH252ザシアンが落ちるので問題なし。珠流星群で相手の無振りノラゴンは68.7%の乱数1発であるため性格は無邪気の方が良かったかもしれない。
流星群である理由は、相手の裏にザシアンがいるのに逆鱗で相手のノラゴンを倒すことを避けたいため。またドラゴンダイブではない理由は命中が安定しない(命中率75)ためである。
これにより相手の全てのウオノラゴンに対して後投げから切り返していける砂かきエースが誕生した。ただ現実はそう甘くなく、たまにカバノラゴン対面引き1点読みで龍技を打たれることもあった。だがバレてないうちは幾多数多のザシアン×ノラゴンを葬り去ってきた。
また撃ち分けできるウオノラゴンが想像以上に偉い。特筆すべきはナットレイ対面身代わりで宿り木の種を透かす→けたぐりでHDなら確2で落とせる、といった器用な動きも可能であった。
2100達成の立役者であり、イベルタルより遥かに強かった。
ヤドキング@黒いヘドロ
特性:再生力
性格:穏やか
実数値:202(252)-×-101(4)-130-178(252)-50
技構成:サイコショック/火炎放射/瞑想/怠ける
主にダイナ受けとして採用。他にも構築で重いレヒレに何度も後投げできたり、ゼルネガモスみたいな壁展開にも1匹で倒せるほどのスペックを持っている。だが物理方面はめちゃくちゃに脆いので取り巻きでケアしてあげる必要があったり、場合によっては強気な読みが必要になったりするので技選択は丁寧に行っていた。
ダイナ受けとは言っているものの、特化メガネダイマ砲が受かっていない。かわいいね。ちなみにその試合は2ターンで降参しました。
カバルドン@ゴツゴツメット
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-187(252)-×-93(4)-55※個体値20、最遅ラグ抜かれ
砂起動要員兼ザシアン削り。吹き飛ばしが無く身代わり持ちに起点にされまくるので基本的には初手から投げず、後発から雑に投げていく動きをする。特化ザシアンはカバルドンでさえ後投げできない火力であるが、その際はゴツメダメが2回入っているので裏からノラゴンが3ターン砂下で動くことができるため問題ない。
【選出】
vsザシアン →
・イベルで荒らしてカバで削ってノラゴンで殴ってイベルで〆
・イベルが出せなさそうな構築にはヒトムを投げる
・有利
vs黒バド →
・基本的にはイベル初手から蜻蛉などをしてノラゴンを通す
・有利
vsムゲンダイナ → ( or )
・ノラゴンとイベルの選択は時と場合による
・マンムーがいたらヒトムを出さなければいけない
・ヤドキングが物理高火力と対面したらサイクルが崩壊するので気をつける
・微不利
vsカイオーガ →
・ナットもノラゴンも有限なので初手は合わせる必要があり
・イベルを初手に出せばオーガ対面ができても蜻蛉できるので初手投げが丸いかも
・微不利
vsイベルタル →( or )
・カバノラゴンと投げれればワンチャンあるがレヒレやドヒドがいたらヒトムナットしかない
・不利
vsゼルネアス →
・ナットのHP管理は徹底する
・五分五分
vsジガルデ → @1
・麻痺してもパーフェクトジガルデを抜けるので怯ませるしかない
・超絶不利
【最後に】
この1年間以上、自分の目標であった「レート2100」を達成することができて本当に嬉しい限りです。早朝4時には700位まで転落し、撤退寸前でしたが諦めず潜った結果が最後にようやく上振れを持ってきてくれました。これで満足するのではなく、次なる目標である「最終1桁」を目指してこれからも励んでいこうと思います。めちゃくちゃ楽しくて一番記憶に刻まれるシーズンだった。ありがとう。
【Special Thanks】
・伊藤くん
・最終的に捨てちゃったけど構築レンタルを貸してくれてた西中
・色Gヤドキングを下さったぐらんさん
・五ガイ
・通話してくださった方々
・応援してくださった方々
・ここまで読んでくださった方々
稚拙な文章でしたがここまで閲覧してくださりありがとうございました。
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