五月の思い出

気持ち、晴れ。

【剣盾S27】イベザシマンムー【最終2103-10位】

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初めましての方は初めまして。佐藤と申す者です。

この度は満足のいく結果を残すことができたので記事にしようと思います。

 

 

【結果】

TN:CtR      最終10位/レート2103

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TN:さとぅー      最終41位/レート2037

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【使用構築】

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【構築経緯】

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新シリーズということで何も開拓が進んでおらず、とりあえずパワーが高いと思ったザシアン+珠カイオーガを使用。

 

1.  f:id:satooooooooo:20220302173300p:plain f:id:satooooooooo:20210901204204p:plain

カイオーガはトップメタであるが故にマークが厳しく、またDMエースとして必要な要素であるダイジェットが無いために動かしづらいと感じた。そこで技の一貫性があり、ダイジェットを使える伝説枠としてイベルタルを採用。

 

2.  f:id:satooooooooo:20220302173532p:plain

必然的に対面構築となるので、襷枠を考える。そこでシーズン中盤に使用したマンムーが相手に幅広く対応できたので採用。岩石封じを採用することで相手にしていて嫌なホウオウにも強くなる。

 

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以上3体を基本選出とする。

 

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相手のメタモンにザシアンをコピーされた時を始め、物理に対しての汎用性を損なわない且つ、特殊相手にもそれなりに戦える相手としてアッキ怪電波サンダーを採用。

 

4.  f:id:satooooooooo:20220302173656p:plain

ザシアン・イベルタルと相手のザシアンに一貫を取られやすいため、相手の思考をバグらせる且つ抑制できるメタモンを採用。

 

5.   f:id:satooooooooo:20220302173736p:plain

カイオーガに自由に水技を打たれるのがストレスなため、相手の思考をバグらせる且つ抑制できるトリトドンを採用。

 

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以上の6匹で構築が完成。

 

【個体解説】 

(※並び順に解説)

イベルタル@命の珠

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特性:ダークオーラ

性格:控えめ

実数値:201-×-116(4)-201(252)-118-151(252)

技構成:悪の波動/デスウイング/熱風/羽休め

 

<調整意図>

C:なるべくザシアンを落とせるように特化

 

最強の特殊アタッカー。ザシアンが誘う物理受けに強いことがもちろん、オーガと違って無効化されないメインウェポンというのが何より魅力であった。

終盤になるにつれてHDに厚いザシアンは減少していると感じたため、控えめにすることで珠ダイバーンでザシアンをワンパンすることができると睨んで軸に据えたが、実際に耐えられることはほとんどなかったため正解であったと言える。

Sラインが最速にしないのであれば若干過剰であるように感じたが、最速ザシアンや、特に終盤上位帯で多く感じた控えめイベルタル(恐らくSを削ってる)とのダイマ状態の撃ち合いで負けないように振り切った。実際にザシイベルミラーはこちらのザシアンとイベルタルが大体ミラー相手より上を取れてるためにほとんどの試合で拾うことが出来た。耐久に振って巨獣斬を耐えるようにするのも非常に強いと思うが、そもそもザシアンの巨獣斬を受けないようなプレイングを実現出来れば必要ないと感じたため、そこは己の技量を信じることで解決とした。

悪波・ウイング・熱風は確定として、ラスト1ウェポンを羽か挑発か不意打ちかで悩んでいたが、場持ち性能とダイウォール媒体をなる羽休めを採用した。イベルで1匹持って行ってからTODをする、といった試合も稀にあったため間違いではなかったと言える。また羽があるおかげでAに努力値を割いていないネクロズマにも後投げが割と安定したり、相手のダイマ枯らしのためにHPをフルにしたい状況(ダイマが切れた後にデスウイングでHP管理をしようとなると珠ダメが入る)があるのでそこを実現出来るのも強みであった。挑発や不意があれば、という試合もそこそこあったため多分結論はない。最上位帯で追い風と当たったが、めっちゃつえ〜、って感じた。ただ体力管理出来て最低限のサイクルを回せることの方が個人的に強いと思ったのでここは人次第かも。

ラスト3時間はガチの自覚個体だった。上から怯みが強え。こいつがいなければ絶対にこの順位はなかったと言っても過言ではない。

 

ザシアン@朽ちた剣

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特性:不撓の剣

性格:意地っ張り

実数値:181(108)-234(180)-136(4)-×-137(12)-194(204)

技構成:巨獣斬/じゃれつく/インファイト/電光石火

 

<調整意図>

H:余り

A:特化アッキサンダーがじゃれ×2で落ちるライン

BD:DL調整

S:???(遅いザシアン意識?)

 

(忘れた)(速くて火力高いザシアンしか使えないマン)

 

最強の物理アタッカー。上のイベルの項目でも述べたように、反対にイベルが誘う特殊受けを殴っていけるので相性は抜群であった。

特に明確な意図があるわけではない調整であるが、ここまでSを伸ばしていることでミラーは最速以外上を取れていたので正解であった。

後述するマンムーが初手ザシアンと対面した時に地震では倒すことが出来なく、対面負けてしまう。そこで礫圏内に入っているザシアンが、電光石火でマンムーを倒そうとするのに対してザシアンを後投げし、その対面でじゃれつくを選択することで裏にいるアッキサンダーが死んでくのが面白かった。これもSが速いから、という前提の元で成り立っている行動なのでこの調整は間違っていなかった。

巨獣・じゃれまでは確定として、ポリラッキーのノーマル勢やナットネクロを押していけるインファ、削り残しが多かったのでそこをスイープできる石火。ホウオウがきつかったり、リフレクダイナを考えるとワイボやサイコファングが欲しいこともあったがしょうがない話。

 

トリトドン@オボンの実

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特性:呼び水

性格:生意気

実数値:218(252)-103-89(4)-112-147(252)-53

技構成:熱湯/地震/自己再生/欠伸

 

<調整意図>

HD:オーガ意識で特化

 

オーガ受け。かつ一貫しがちな水・電気受け。

中盤に流行った身代わり瞑想オーガにも対応できるように地震にしたが終盤はそんなものいなかった。多分どっちでもいいし、大地で良かったと思う場面がなかったので万が一のことを考えて地震にしていた。オボンがあればオーガの珠アタックにも後投げが可能。

相手目線こいつでオーガを受けてくる、ということが見え見えなのでそこを読んだプレイングをされることが多かった。が、こいつの役割は見せポケでしかないので実際はあまり投げておらず、相手の思考をバグらせることにのみ一役買った。ただそれが大きすぎる役割で、トドンを出さなくても、オーガに破壊されるという事態はかなり減らすことができた。

 

サンダー@アッキの実

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特性:静電気

性格:図太い

実数値:197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120

技構成:暴風/放電/羽休め/怪電波

 

<調整意図>

特化

 

ザシアンに雰囲気強そうなクッション枠として採用した。相手のザシアンを抑制するのみならヌオーでいいが、ヌオーをクッション1枠としてピンで選出すると結局不利対面を作った際にどうしようもなくなるので幅広くやんわりと対応できそうなサンダーにした。

物理以外にも怪電波があることで特殊を詰ませることができるので強かった。TODをしなければいけなさそうな試合は選出する。またホウオウにもそれなりに強そうなので投げる。

ただ基本選出でほとんど対応できるので投げる回数は少なめ。しかし投げた試合はめちゃくちゃ活躍した。

 

マンムー@気合の襷

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特性:鈍感

性格:意地っ張り

実数値:185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)

技構成:地震/氷柱針/岩石封じ/氷の礫

 

<調整意図>

A:少しでも火力を伸ばすため特化

 

最強襷ポケモン。あらゆる構築に初手投げが安定する。初手に珠サンダー・珠エスバ・ザシアンなどいったザシアンやイベルを投げてしまうと速攻で負けてしまうポケモンも誤魔化すことができる。地震or氷柱+礫+ザシアンの石火で相手のDMもかなりの範囲で縛れるので強かった。めんどくさいジガルデに強いのも○

この環境において岩石封じという技がかなり強いように感じている。Sを上げさせないことでザシアンが上を取れる、といったプレイングが可能になる(例えば初手珠ゲロゲ対面岩石でザシアンが雨下のゲロゲも抜くことができる)。またホウオウがなめて突っ張ってくるのでめちゃくちゃ刺さった。

なおほとんどの試合でホウオウ対面は上から聖なる炎で焼かれて無残に散っていった。

 

メタモン@拘りスカーフ

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特性:変わり者

 

構築のどのポケモンもザシアンに突破される展開を作られてしまうのでそこの切り返しとして。特に語ることがない。

シーズンを通して10戦も投げてない。もう少し適切なポケモンがいたかなって感想。ただ終盤増加していたザシアン+黒バドレックスに同時選出させないという役割はまあまあ大きかった。(ザシアンをコピーされた際の引き先→ヌオーなどが必須、黒バドレックスをコピーされた際の引き先→ラッキーなどが必須=同時選出する際には枠が足りない)

あんまり強くないし選出に組み込みにくい。

 

【選出】

基本選出(体感8割)

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ホウオウ入、TODしたい時(体感1割)

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オーガ入、ダイナやばそうな時(体感0.5割)

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相手がコピーザシアンのケアを出来なそうな時、ゼルネやばい時(体感0.5割)

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上でも伝わるとは思うが、よほどでない限りイベザシマンムーでプレイング次第だが対応できる。

 

 

 

ここからは余談になるが、この環境で全てをケアできる構築を組むことは現状難しいと感じた(シーズン終盤でホウオウが割といけそうと思ったが)。なので、相手にオーガがいるからトドンを投げる、などといった選出をするよりも、見せ合い画面で強力な圧力を与え、選出を抑制できたり技選択をしにくくさせるポケモンで固める方が強いと感じた。多分正解ではないと思うし勝ちきれない原因であったと思うが、ある程度このように割り切り、パワーを押し付けていくほうが現環境の対面構築は良いのではないか、と結論に至った。

 

 

【最後に】

今シーズンは大学も休みに入り、ポケモンに打ち込める月であったために"最終1桁"という目標を掲げてやっていました。真摯にポケモンに向き合い、それが身を結び3/1のAM8:30には5位を拝めたりなどもできました。しかし最後30分で目まぐるしく順位が変動し、AM8:59にはとうとう9位に。ここから潜るかどうか悩みましたが、弱気になってしまい終了。結果は1つ順位を下げた10位となり、目標としていた最終1桁を眼の前で逃してしまいました。今までの自分からすると最終10位も出来すぎた結果ではありますが、シーズンが終わってからはその喜びというよりも、最後潜ることの出来なかった己の弱さ・未熟さを痛感し、悔しい・悲しいといった感情の方が強いです。もう2度とこんな思いを味わわないようにも、もっと強くなって再び最終1桁を目指そうと思います。

 

来期はやんないかも〜〜〜〜(いつもの)

 

 

稚拙な文章でしたが、ここまで閲覧してくださりありがとうございました。

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