初めましての方は初めまして。さとぅーと申すものです。
構築に安定感がなく。自分の満足いく結果は残すことが出来ませんでした。ですが、供養&記念程度で、少し簡素にですが記事に残そうと思います。
※PCで記述したため、スマホの型には少し見づらくなっています。
【結果】
メイン:TNさとぅー 最高2066 最終2010/337位
サブ :TN中野五月 最高2083 最終2049/170位
【コンセプト】
・カバポリの圧倒的な誤魔化し性能により相手のダイマターンをいなす
・超火力のパッチラゴンで受けを許さない
・麻痺+トゲキッスの制圧力
【構築経緯】
1.
環境にカバルドンが多く、パッチラゴンを見たら大抵の人は受けだしに投げてくるので、自身で崩せるようにダイナックル媒体となる「けたぐり」を持ったパッチラゴンを採用。
2.
HBカバルドンとHDポリゴン2を一貫して突破できるポケモンが少ないように感じたので、2匹のポケモンでダイマックスを受けることを目的にカバルドンとポリゴン2を採用。
3.
パッチラゴンが出せない時に代わりのエースとなれ、ポリゴン2の電磁波と合わせて一方的に制圧していくトゲキッスを採用。
4.
私自身、初手性能が高いポケモンが好みなので、初手で1匹持っていけるポケモンを探した。また、裏にある程度受けが出来るポケモンが控えているので、交代技を持っている方が好ましいと感じた。この2点に当てはまるポケモンを探した結果、眼鏡ジバコイルとスカーフ水ウーラオスを採用。
以上の6匹でパーティーが完成。
構築名は、使用率TOP3のエースバーン、ゴリランダー、ドラパルトを入れていない逆張りオタクということで名づけました。(トゲキッスは4位、ポリゴン2は5位なのでセーフです。異論は認めません。)
【個体紹介】
パッチラゴン@命の珠
特性:張り切り
性格:意地っ張り
実数値:165-167(252)-111(4)-×-127(252)
技構成:電撃嘴/逆鱗/燕返し/けたぐり
A:特化
・↑1ダイドラグーンがHBカバルドンに乱数1発(81.2%)
・ダイナックルがHBカバルドンに30.6~36.2%、↑1ダイドラグーンが↑1HBカバルドンに64.1%~76.2%と結構いい乱数で落とすことが出来る。
・先制電撃嘴がH252ポリゴン2に乱数1発(87.5%)
S:準速
・↑1で最速エースバーン抜き抜き
・最速ドラパは↑1でも最速にしたところで抜けないため
この構築の考え始めでありエース①。とにかく火力お化けで、カバルドンの受けだしを許さないほかに、無振りダイマエースバーンを珠ダメ+ダイドラグーンで50%の乱数一発である。
けたぐりは、アッキカバルドンが受けだしに来ることだけを考えるのならばダイドラグーン連打でいいのだが、1体切ってからパッチラゴンに出してくる場合に止められてしまうので、事前に↑1しとけばいいじゃん!と思って採用した。実際にそのような場面も多く役に立ったと思う。だが、ダイナックルに受け出しに来てそこからダイマされると、ダイウォール込みでダイマターンを枯らされ撃ち負けるので、交代が目に見えている場合は素直にダイドラグーンを打った方がいいなと思った。
ダメージ計算を見てもらったら分かるように、かなり乱数が絡んでいる。さらに「張り切り」という特性のためにかなり運要素が多く、安定して勝てない要因の1つであった。
選出率2位
カバルドン@アッキの実
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-187(252)-×-92-68(4)
技構成:地震/ボディプレス/ヘビーボンバー/怠ける
物理を受けたいのでHBぶっぱ
受け枠①。前期はエースバーン受けとしてめちゃくちゃ強かったのだが、特殊や両刀が増え始め、全然安定しなかった。ただ、物理1本のエースバーンや構築で厳しいドリュウズなどに対してはそこそこ強かったので外せなかった。
技構成は前期現れた3ウェポン型。これにより自身がダイマして相手を止め、要塞化していく、ということがかなり増え、使い勝手が良かった。また、ヘビーボンバーが偉く、ダイスチルでBを殴りつつ上げたり、カバの前で悪巧みしてくるキッスに大ダメージを与えることが出来た。他にも、ダイマックス時に地震1ウェポンだと思ったエースバーンがよく飛び跳ねてきたのでそこにも刺さった。
特殊技を持ったエースバーンが増えたのと、受けポケモンにはつきものの急所被弾があったことがこのポケモンのよくない点で、安定しなかった理由だった。
選出率5位
ポリゴン2@進化の輝石
特性:ダウンロード
性格:生意気
実数値:192(252)-100-134(188)-125-136(68)-72
技構成:空元気/冷凍ビーム/電磁波/自己再生
HB:陽気珠ドラパのダイドラグーン96.5%で2耐え
陽気珠エースバーンの飛び膝蹴り確定耐え
HD:臆病珠ドラパのダイドラグーン79.7%で2耐え
受け枠②。。努力値は、初めはHDぶっぱで使っていたが、物理ドラパに対しても後投げしたかった+エースバーンに電磁波を撒きたかったということでこのハイブリッド型となった。この努力値配分が活きたこともあったが、中途半端すぎると感じる場面も多々あった。一例としては珠リザードン。獄炎込みだと後投げできない。
技構成に関しては、マジフレキッスにハメられたくなかったので空元気にした。他にも、ミラーで相手のトライアタックで「焼けろ!」と強く願うことで凍ることのない最強ポリ2が完成する。まあそう上手くはいかず大抵は凍らされて負けた。電磁波は裏のキッスを最大限に生かすために。
強いポケモンではあるのだが、こいつも被弾が多いので急所や一撃技、氷などの状態異常に泣かされ、安定感には欠けた。また今シーズンはミラーが不毛すぎた。
選出率4位
トゲキッス@食べ残し
特性:天の恵み
性格:臆病
実数値:177(132)-×-116(4)-155(116)-136(4)-145(252)
調整は分からなかったのでいろはさんの動画を丸パクリしました。
エース②。上記のポリゴン2の電磁波と合わせてクソゲーを仕掛ける。シーズン中盤にボコられてムカついたので自分も使った。使い始めはハンムラビ王になった気分で楽しかったが、次第にこんなので勝ってもあまり楽しくないと感じるようになった。代わりが見つからなかったので変えなかったが、来期はあまり使いたくないかなと。
技構成は流行りのやつ。身代わりか朝の陽ざしかで迷ったが、無限にひるませれば無限に回復できるし(犯罪)、様子見やダイマターンを枯らすことが出来る身代わりにした。一長一短で、各人の好みであると思う。
エアスラの怯みにかけたり、それを嫌って相手がダイマしてくるのかなどを考えなければいけなかったのが安定しなかった理由か。
ちなみにトゲキッス使う人は怯まなかったからといってキレてはいけない。仕掛けている立場だからね。けど相手もキッス使って怯ませてきたならキレていい。
選出率3位
ジバコイル@拘り眼鏡
特性:頑丈
性格:控え目
実数値:165(156)-×-138(20)-200(252)-111(4)-90(76)
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/徹底光線
HB:特化鉢巻ウーラオスの水流連打93.8%耐え
C:特化
S:余り、同族に上を取るため
初手①。初手の安定性能が高く、とにかく火力がヤバコイル。徹底光線でHBカバルドンをワンパンできるため、頑丈でHPが1しか残っていない状態でも裏に引けるなら積極的に引いて残していた。
特性はアナライズにしたかったが、初手の安定性を持たせるために頑丈に。
また、持ち物も頑丈なら弱点保険の方がいいのでは?と最初思っていたが、使ってみると警戒されてか意外と弱点を突かれないので火力増強の眼鏡にした。そのおかげでラスカノ連打でポリ2にも確率的に有利を取れる。
技構成は、10万ボルトのところを最初は麻痺ワンチャンの放電にしていたが、あまり麻痺らない+ダイマリザードンをワンパンしたいという理由で変更した。また、この構築は初手襷ウーラオスが重いので、ボルチェンと先述のカバルドンの砂で1ターン処理をしていた。この動きが綺麗でめっちゃ好きなムーブだった。
初手の相手が頑丈を警戒するかしないかで技選択が変わるところが難しかった。例えばギャラドス対面。頑丈を警戒せずに地震を打ってくる人もいれば、電気技読みでカバルドンにバックするひともいた。この技選択が安定性に欠けた。ただ、正解を選べれば相手に大きな負荷をかけれるのでハイリスクハイリターンなポケモンであった。
選出率1位
水ウーラオス@拘りスカーフ
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
技構成:水流連打/インファイト/雷パンチ/とんぼ返り
初手②。相手の襷持ちにめっぽう強く、この構築で厳しめなエースバーン、ルカリオ、イエッサンなどを襷貫通できる。また、水流連打が確定急所のため、相手の壁や、Bを上げたポケモンや、威嚇持ちのガオガエンやウインディにも無視して殴っていけるのが偉かった。
初手とんぼ返りで逃げて、ラストスイーパーとして活躍もできるため柔軟な立ち回りが出来、今後も使っていきたいと思える1匹だった。
こいつに関しては唯一安定感が感じられた。ただ、ポリ2対面は寧ろ不利だと思った方がいい。
選出率6位
【選出】
or + or + or
これといって決まってはいないが、この選出が多かったように感じる。
【きついポケモン】
・初手ウーラオス
基本的にはジバコイル+カバルドンで処理するのだが、カバルドンが刺さってない時に初手に来ると1.5匹持ってかれるので辛い。
・両刀エースバーン
マジで無理。ジバコイルの特性を無視できるだけでなく、こっちの受けポケモンのカバルドンでもポリゴン2でも受けれない。Bに加工補正がかかっていればウーラオスでワンパンするか、パッチラゴンでダイマ合わせるしかない。
・トリック+ドラパルト
基本的にドラパルトはポリゴン2で受けようとしていたため、輝石が奪われるとかなりきつい。終盤にはかなり多かったので厳しかった。
ゴリランダーのおかげで数を減らしたと思ってかなり薄くなってしまった。カバで受けようにも弱保持っていたり、剣舞で崩しに来るので厳しい。パッチラゴンで交代読みしていくしかない。
・スカーフダルマ
こちらもゴリランダーのおかげでは減ったと思っていたが、こちらのエース2匹がダイマしてても吹き飛ばされ、受け出しがきかないためかなり重い。終盤は結構当たってつらかった。ただ、幸いにも初手ジバコイルに対して地震で切ってくる人が多くて助かった。
【最後に】
21チャレまでは行けたものの、負けてしまいまたしても自分の目標にしている2100にはたどり着けませんでした。
個体紹介で目に留まった方もいるかもしれませんが、この記事では「安定性の無さ」をキーワードにしていました。パッチラゴンやポリ2ミラー、トゲキッスの流行、エースバーンの型の多さ、ダイマ択など様々な要素が今期は多く、私みたいな運で勝っている者にとってはなかなか勝てないシーズンとなってしまいました。
また、勝っている方の記事を見ると、仲間と型や構築を練り合って構築に地雷要素を組み込んだり、シーズンの流行の機微を共有していたりなどしていたことが勝つことのできている要因の一つであるなと感じました。ぼっちポケ勢にはつらいわ。
来シーズンは最終日付近に超絶楽しみなイベントがあるので本気で潜れるか分かりませんが、日々変わりゆく環境を楽しんでいきたいと思います。
稚拙な文章でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
質問・感想など :Twitter→https://twitter.com/Satooo_poke
※以下葉桜感謝祭について追記しました。
【葉桜感謝祭簡易レポート】
今回は「葉桜感謝祭」という強者のみが出れる大会に参加したので記録程度に記事に残そうと思います。
※つまり自己満記事です。興味ない方はブラウザバック推奨。
【使用構築】
S8と全く同じ構築です。
【対戦】
・一戦目 アイコさん 勝ち
選出:
相手:
初戦からいきなり第10回優勝者との対戦となり、ガチガチに緊張していました。
こちらのジバコイルが刺さっていたので、それを嫌ってエースバーンが初手に来ると思い、水ウーラオスを初手にしました。するとうまく噛み合い、初手は出し勝ち。相手はポリ2バックで受けに来ます。こちらはスカーフだったのでポリ2バックしてから電磁波を入れて様子見をしようとしました。ですが、相手が身代わりを持っていたためプラン崩壊。ただこのままミラーをしていても不毛で、相手がこっちの自己再生のタイミングに合わせてエースバーンを出してくると思い、電磁波を選択。すると相手はエースバーンにバック。この1手がうまいこと噛み合い、相手に先にダイマを切らせ最後はウーラオスにダイマを使い3縦することが出来ました。
プレイングが相手と噛み合い、なんとか初戦は勝利を収めることが出来ました。
・2戦目 kさん 勝ち
選出:
相手:
お相手は第9回優勝者でS7では最終16位のガチ強者。なんと2戦連続で王者と対戦でした。ですので、試合が始まる前から、チャレンジャー精神に身を任せ、思い切ったプレイングをしようと決めていました。
ジバコイルが出し負けする相手が少なかったので初手に。相手はハッサム。裏のカババックがちらつきましたが、安定の10万ボルトを選択。すると相手は驚きの初手ダイマックス。ジバコイルの方が速かったので2発殴れて相手のHPはミリに。しかも2発目で麻痺らせるという豪運を発揮。これは相手のAとSが1段階ずつ上昇していたのでとても助かりました。試合は流れ、2vs3でA↑1のダイマパッチラゴンとピクシー対面。勝負の分かれ目で、相手はカババックで電気技を透かすか、ピクシー突っ張りかの択でした。私は、相手からしたらピクシーを切ってしまうとこっちのポリ2が重くなってしまうのでバックを読んで龍技を選択。これが上手いこと噛み合い、そのままパッチラゴンで3縦。最後にはきっちりと技を当ててくれました。
運も味方につけ、なんと2連勝。この時点で私自身の予想を超える成績でした。
・3戦目 里暗さん 負け
選出:
相手:
お相手はストリンダーの人、またはレート2000ボーダーの人。それだけではなく、過去にはレート2000達成、鎧ビギニング最終47位など実績も十分な方です。
またジバコイルが初手に刺さっていました。相手は水ウーラオス。襷ならかなり辛かったですが、攻撃を食らった後、運良くボルチェンでワンパン。パッチラゴンとポリゴン2対面が出来ました。ここで、私は相手がダイマを切ってくると思いポリ2バック。ですが相手は見事にダイマせず突っ張り。その後、パッチラゴンポリ2対面で今度はダイマックスを切られ、順当に負けました。
あそこでパッチラゴンでポリゴン2に攻撃できていれば、お相手の裏がウインディだったので、ジバコイルで倒して数的優位を取ってTODという勝ち筋が残っていたと思うのでとても悔しいです。また、選出が相手のポリゴン2に対して薄かったのが敗因かなと思います。あと、相手のダイマを切るタイミングがお見事でした。
これで2-1。もう負けられない状況になってしまいました。
・4戦目 けつばんさん 負け
選出:
相手:
お相手の方は最終レート2130達成したこともあり、最終2桁を数回取っているガチ強者です。
またしてもジバコイルがいけると思い初手に。相手はオーロンゲで、普通に壁だと思いましたが、昨シーズンにも一定数いた襷でした。地団駄で頑丈まで削られ、たまらずポリ2にバック。その後、C↓2ポリ2とトゲキッス対面が出来てしまいました。とても不利な場面でしたが、電磁波を当てることが出来れば裏で切り替えせる。と思いポリ2が動くことにかけました。するとポリ2が鬼の自覚を発揮。相手のエアスラを2発食らったものの全て動き、ラムを持っていた相手を麻痺らせることに成功しました。死に出しでジバコイルを出し、ボルチェン。相手はドラパにバックして、パッチラゴンと4割弱削れたドラパの対面が出来ました。相手が耐久に振っていることが分かっていたので、ダイマックスをして1発耐え、Sを1段階あげて上から殴れるようになり、もし相手が要らないトゲキッスを捨てて来ても両対応出来るだろうとダイジェットを撃ちました。ですが、ここが試合を分けたプレミです。龍技をトゲキッスに透かされても、キッス対面でSを上げ、ドラパの上から殴れるので、目の前のドラパが突っ張ってくることを考えてダイドラグーンを撃たなければいけませんでした。お相手はダイマして突っ張ってきました。ここは相手の勇気あるプレイングだと思いました。そして試合は流れ、お互いダイマが無く、Sが1段階上がったパッチラゴンとドラパルト対面。当てれば勝ちという場面でしたが、逆鱗を外して、パッチラゴンが瀕死。そのままジバコイルを貫かれてジージーエンド。
最後の逆鱗は、その前にトゲキッスに技を当て、ポリ2が2回も怯まずに動いたこともあって、確率的には厳しいと思っていました。ですが、流れが来ていると感じたので当てることを信じていました。結果は、己のプレミを咎めるかの如く外しやがりました。
これにより私の葉桜感謝祭は幕を閉じました。
【まとめ】
強者しか集まっていない、毎試合ボスラッシュのような大会は2-2という成績で去ることになりました。初め2連勝したのは出来すぎた結果で、「もしかしたらいけるんじゃないか」という希望を抱いてしまいました。これがあんまり良くなかったと思います。その結果2戦をプレミで落としてしまうという結末を迎えてしまいました。サッカーで例えると、2-0で夢を見て、もしかしたらと全国民が思った後に逆転され、夢を砕かれた2018W杯日本vsベルギー戦と似たようなものを感じます。「サッカーでもポケモンでも2-0が怖い」このことを強く胸に刻みました。
ちなみに本戦の方は全試合レベルが高く、見ごたえがあり、一戦一戦楽しませてもらいました。
S9は本気で潜るつもりはありませんでしたが、この大会の悔しさを晴らすべく、頑張ろうかと思うようになりました。それくらい自分にとって意味のある大会でしたし、良い経験で、思い出にもなりました。
稚拙な文章でしたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。
【Special Thanks】
・対戦してくださった方々
・この大会に参加した方々
・応援してくださった方々
・素晴らしい大会を開いてくださった運営の方々
・ここまで読んでくださった方々
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